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http://www.liquidaudio.com/company/press/2001/archive/07_23_01-b.jsp
http://www.liquidaudio.com/company/press/2001/archive/07_23_01.jsp
http://www.liquidaudio.com/player
デジタル音楽配信技術の米Liquid
Audioは23日、有料会員制音楽配信サービス向けの新技術を発表した。これは同社の既存インフラをベースとした技術で、レコード会社や家電メーカー、オンライン小売り業者などが、既存のWebサイトと簡単に統合できる決済システムを消費者に提供するための技術だ。
この新技術では、小売り業者が音楽コンテンツをダウンロードで提供するかストリーム配信するかを選択したり、ユーザーがダウンロードする際にシングルかアルバムかをワンクリックで選ぶことができる。これらの楽曲はCD並の音質で圧縮される。
ユーザーは選択した楽曲を携帯型プレイヤーに転送したり、CD-Rに焼くなどの権利を持つことができるほか、著作権法を遵守しながら、楽曲やプレイリストを友人などと共有することも可能とする。一方、流通パートナー側では、他のLiquid Audio製品と同様に、ブランドや商品を管理することができる。
なお、同社は同日、音楽再生ソフトの新版「Liquid Player Six」をリリースした。新版では、新しいユーザーインターフェイスを採用したほか、ダウンロードマネージャーを組み込み、途中でダウンロードを止めても次回に続きから再開できるようにした。また、音楽ページを内蔵してソフト内から簡単に音楽にアクセスできるようにした。ほかには、Microsoftの「Windows Media Audio」形式にも対応したほか、日本語などの言語を動的にサポートした。無料版と高機能な有料版「Liquid Player Plus Six」が用意され、Plusの価格は19.99ドル。
(2001/7/24)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]