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http://www.nielsen-netratings.com/press_releases/PDF/pr_010801.pdf
米Nielsen//NetRatingsは1日、ドットコム企業が苦戦する中で、既存の大手小売り店がオンライン店舗でもユーザーを増やしているとの調査報告を発表した。同調査は、2001年6月における家庭ユーザーのインターネット視聴率を分析したもの。
オフライン小売り店の中で最もユニークビジター数を獲得したのは、米小売りチェーン大手のWalmart.com。ユニークビジター数は204万人で、前年同月に比べて133%増加した。第2位はJCPenneyで、ユニークビジター数は200万人と前年同月比34%増。第3位は170万人のユニークビジター数を獲得したKmartで、前年同月に比べて36%増加した。最も成長率が高かったのは第4位のTarget.com。2001年6月に160万人のユニークビジター数を獲得し、前年同月の67万2,000人から142%増加した。第5位はSears.comで、ユニークビジター数は160万人と前年同月比23%増となった。
この調査結果について、NetRatingsのSean Kaldor副社長は「オフライン小売り店の上位5社は、オフラインの常連客をオンラインショッピング利用者へと変えることに成功した。これらオフライン小売り店の年間成長率は、オンライン小売り店最大のAmazon.comの34%に匹敵するか上回っている」と分析している。
(2001/8/3)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]