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■URL
http://www.liquidaudio.com/company/press/2001/archive/08_07_01.jsp
デジタル音楽配信技術の米Liquid Audioは7日、デジタル音楽ファイルのエンコード方式に関する米国特許(特許番号:6,266,644)を取得したと発表した。
同社の圧縮方式は複数のエンコード技術を用いることで、1つの技術を使った方式に比べて音声ストリームを最適化するというもの。音声ファイルに最適なエンコード技術を使うことで、低ビットレートで音質の向上が可能となる。
同特許の取得について、Liquid AudioのLeon Rishniw副社長は「特許を取得したエンコード技術は、限られたメモリーや帯域で高品質なデジタルオーディオを必要とする、携帯電話や携帯端末などに適用可能だ」とコメントした。
Liquid Audioは最新のエンコード設備を使って、多数のユーザーにデジタルメディアをインターネット配信するための準備を整えている。同社によると、Liquid Audio形式またはWindows Media形式のCDを同時に最大1,600枚処理することができるという。さらに同社のシステムでは、音楽ファイルに歌詞や解説などを挿入することも可能とのこと。
(2001/8/8)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]