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■URL
http://www.visa.com/av/news/press_release.ghtml?pr_form_edit=709
http://www.works.com/news/pressreleases.jsp?page=NE1_1&ID=PR251
米Visaは7日、Webベースの調達アプリケーションを手がける米Worksと提携し、中規模企業向けに支出管理ソリューションを提供すると発表した。VisaとWorksはこれらの企業に対し、Visaカードの機能を管理できるようにする「Active Card Control(ACC)」機能を提供する。
このソリューションは、Webを通じてVisaカードの支出を動的に制御、管理できるようにするもの。さらに企業がWebで提供される日々のカード取引データにアクセスして、支出状況を容易に確認したり、月末の事務処理を効率的にできるようになる。
ACC機能は、Worksの調達アプリケーション「Procisa」を使って、個々の社員向けにVisaカードをカスタマイズしたり、カードを使って購入する前に商品の種類や金額によって事前に承認しておくなどの機能を備えている。社員から要求された商品購入をアプリケーションを通じて承認すると、その商品を購入できるよう利用限度額が引き上げられる。取引が完了すると、自動的に通常の限度額にリセットする。これにより、支出を企業の方針に合わせながら、社員が仕事に必要な商品やサービスを即座に購入できるようにするといった機能を備えている。
中規模企業は米国企業の中で重要なセグメントで、現在、商品やサービスの調達額は年間2兆8,000億ドルに達するという。また、これら企業のCFOは支出活動をうまく管理できるツールを探しているという。VisaとWorksは、商品購入の要求や承認、報告、支払いといった購入取引を管理するソリューションを提供し、このような問題に直面している企業を支援するとしている。
(2001/8/9)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]