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■URL
http://203.174.72.8/bbre/index.html
株式会社エヌ・ティ・ティ・アド(以下NTTアド)は、「ブロードバンドとリッチ広告 ブロードバンドユーザーのオンラインアンケート調査」結果を公表した。調査は、ADSLやCATVなどブロードバンドユーザーを対象に4月27日~5月10日に実施、有効回答数は1,140件(男性92.5%、女性7.5%)。
調査結果によると、「ブロードバンド利用前後のインターネット利用時間の変化」では、全体として利用時間は延びており、特にブロードバンド導入前は15%だった週30時間以上利用するユーザーが26.6%と急増している。また、接続時間帯も23時以降の利用が減り、17時から23時の利用が増えており、常時接続により“テレホーダイ”などの時間帯割引を気にせずに利用できるようになったことが分かる。なお、今後ブロードバンドサービスに期待するものとしては、「ダウンロードサービス」が71.1%と最も高く、次いで「ライブ中継」51.9%、「スポーツ中継」48.1%、「ストレージ」40.5%と続いている。
また、ブロードバンド時代の動的でリッチな広告の企画と表現、その可能性についても興味深い調査結果が得られている。「自動的に表示されるアニメーションや動画による商品やサービスの情報を視聴してもよいと思う時間」は、インターネット利用歴の長短に関わらず、5秒以上15秒未満が多数を占めている。また、視聴しても良いと思う時間が長い広告は、「製品情報などが臨場感溢れる動画・音声などで表現された広告情報」や「製品情報に加えて、関連する周辺情報も加えた広告形態」「懸賞がもらえたり、ポイントが加算される広告形態」となっている。NTTアドでは、ブロードバンド時代の広告モデルとして、商品の詳細情報がわかる広告や、提案やポイントなどの付加価値のある広告に対しては受容度が高いと分析している。
(2001/8/10)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]