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■URL
http://www.rhythms.com/news/pr/bulletin_board.cfm
http://www.covad.com/companyinfo/pressreleases/pr_2001/081001_press.shtml
米DSL事業者のRhythms NetConnectionsは10日、DSLサービスを打ち切ることを明らかにした。すでに9日、今後30日でサービス停止となることを全ユーザーに告知したという。同社のDSLサービスの加入者には、同じく米DSL事業者であるCovad Communicationsへの乗り換えプログラムが用意される。
今月に入ってRhythmsは、米連邦破産法11条の適用を申請して会社更生手続きに入ることを発表していた。さらに今回、サービスの打ち切りにともない従業員の75%にあたる約7,000人の人員削減に入ったことを明らかにした。
一方、加入者の受け皿となるCovadも苦しい状況に立たされている点はRhythmsと変わりはない。DSLサービスを継続することを表明してはいるものの、Rhythmsと同様、米連邦破産法11条下での更生計画を7日に発表したばかりだ。
米国ではこのほか、NorthPoint Communicationsが1月に破産を申請した後、3月に資産をAT&Tに売却し、会社を清算している。DSL専門の通信事業者の大手3社がそろって破産に追い込まれたことになる。(2001/8/13)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]