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■URL
http://www.oasis-open.org/news/oasis_news_08_21_01.shtml
XML関連の業界団体OASISは21日、人間の特性をXMLで記述するための言語「Human Markup Language」(HumanML)を開発・推進するための技術委員会を設置したと発表した。
HumanMLは、文化や社会、動作、心理、意図といった人間の特性を記述して、情報の中に埋め込むための言語。人工知能や仮想現実、衝突回避、心理療法などのほか、芸術、ワークフロー、広告、文化交流、エージェントシステム、事業交渉といった分野への応用も想定している。
技術委員会では、メッセージングやスタイル、スキーマ、制約メカニズム、オブジェクトモデル、リポジトリシステムなどを開発し、データ内に人間の情報を融合する問題全体に取り組んでいく。
同技術委員会のRanjeeth Kumar Thunga議長は「HumanMLにより、誤解を減らし、人々が自身をより深く表現できるようにする。同じインフラや技術を企業間取引に用いれば、コミュニケーションにおける機微や複雑な人間の手続きを定義して説明することができる」とコメントした。
(2001/8/22)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]