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http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200108/20010827acrobatapproval.html
http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200108/20010828acrapproval.html
Adobe Systemsは27日、「Adobe Acrobat Approval 5.0」を発表した。このソフトは企業、政府機関、ソリューションプロバイダーなどがPDFに基づいて電子的に書類を決済するための方法を提供するものだ。
Acrobat Approval 5.0では、PDFを使ったフォームを作成でき、このフォームの中にエンドユーザーが必要事項を記入し、電子的に署名することによって、紙による書類決済をなくすだけでなく、決済のスピードを速めることができるとしている。フォームに記入する際にはデータの記入方法や綴りなどが自動的に確認される。また、データが正しく入力されているかを検算できるほか、書類と似たような形式で画面に表示されるためにユーザーを教育する必要がなく、さらに企業や従業員に関する情報が安全に保たれる、などといったメリットがある。また、一気に世界中に点在する何千もの従業員に同じフォームを記入させることもできるため、管理や材料費などのコストも大幅に削減できるとしている。
このフォームに記入された情報をインターネットやイントラネットを使ってバックエンドのデータベースに送信し、XML技術を使って自動的に決済処理をすることも可能だ。
このAcrobat Approval 5.0は英語、フランス語、ドイツ語、日本語バージョンが同時に発売される。対応OSはWindows 95/98/ME/NT 4.0/2000、およびMac OS 8.6/9.0.4/9.1となっている。英語版の価格は単体では39ドルで、ライセンスによっては最低1本当たりのコストが14ドルで販売される。
(2001/8/28)
[Reported by taiga@scientist.com]