|
■URL
http://www.charity.ne.jp/charity/
2001年は「ボランティア国際年」だ。日本でも近年、ボランティア活動や市民活動の重要性が広く認識されるようになってきている。ボランティアというとオフラインの世界だけと思っている人も多いだろうが、実は、インターネットでも社会貢献ができることをご存知だろうか。
その1つが、オンラインショッピングやオークションをしながらNPO団体に寄付ができるサイト「チャリティネット」だ。あらかじめ商品ごとに決められた寄付率に基づいて、購入代金の一部がNPOに寄付される仕組みで、ユーザーは、登録されているNPO団体の中から自分の寄付したい団体を選ぶことができる。現在寄付先に指定できるNPO団体は、「日本赤十字社」「日本ユニセフ協会」「NHK厚生文化事業団近畿支局」「日本野鳥の会」「関西盲導犬協会」「京都新聞社会福祉事業団」「長岡天満宮音楽文化事業」「日本文化生涯学習振興会21」の8団体。近いうちに25団体に拡大する予定だ。
ボランティアというと、何をして良いか分からない人も多いだろうが、まずは、自分の身の回りのできるところから始めてみるのが一番だろう。インフラが整ってきた現在、「いつでもどこでも気軽に参加できる」というインターネットの特徴を活かし、ネット募金モールの「ぼきんやドットコム」やクリック1つで募金できる「e-ボランティア・ネット」など、インターネットを活用した、募金・寄付サイトが生まれてきている。また、今後の日本におけるインターネット人口の増大に伴い、このようなサイトは増えてくるだろう。“インターネットで社会貢献”が当たり前になる世の中はもしかしたら近くに迫っているのかもしれない。
(2001/8/29)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]