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■URL
http://www.ntt-at.co.jp/
http://www.ntt-at.co.jp/news/events/nttat/techno2001tokyo/techno2001tokyo.html
http://www.ntt-at.co.jp/product/netprotect/netprotect_spec.html
(Net Protect)
http://www.matchmail-jp.com (Match
Mail-Callcenter)
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| 会場風景。多くの製品が展示されている |
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| InfoMasterの説明。今回紹介できなかった電子自治体向けアプリケーションだ。熊本県に導入済み |
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| 「Match Mail-Callcenter」画面。一見outlookに見える。様々な機能のタブが用意されている |
NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は、9月5日～6日にNTTの通信技術関連イベント「NTT-ATテクノフェア2001東京」を開催している。テーマは「ビジネスを熱くするテクノロジがある」。
展示会場では「環境」「医療」「電子自治体」「eビジネス」「ブロードバンド」「IT社会を支える光・LSI製品」の6分野に分けられ、専門スタッフによる解説を受けられる。また、セミナー会場では、慶応義塾大学・武藤佳恭教授(5日)やNTT東日本常務取締役森下俊三氏(6日)などの講演が行なわれる(無料)。ここでは展示会場より、興味深い出展製品を紹介しよう。
●ネットワークセキュリティーサービス「Net Protect」
NTT-ATが提供するネットワークセキュリティーサービスで、「セキュリティー診断」「セキュリティー監視」「セキュリティーコンサルティング」などに分けられる。「セキュリティー診断」は、IPアドレス毎のポート、ルーター、OSのセキュリティーホールなど、インターネット経由で考えられるセキュリティーホールを検査・報告するサービス。電話網経由でVPNなどが不正にアクセスされていないかを調査・報告するサービスも用意されている。「セキュリティー監視」は、インターネット上のパケット監視やサーバーのログ解析などを行ない、ユーザーに報告するサービス。また「セキュリティーコンサルティング」は、サーバーやルーターの選別・設置から運用設計まで、NTT-ATとユーザー間で打ち合わせを行いながら構築できるというサービスだ。担当者の説明によると、これらのサービスは他社でも提供されているが、NTT-ATとしては、付加価値として説明方法の詳細さやサービスの充実などでユーザーに満足してもらえるものを提供していくと述べていた。
●「Match Mail-Callcenter」
これは、日本語解析機能を搭載したeメール自動分類・配信アプリケーション。メールサーバーとクライアントに専用ソフトをインストールすることにより、送られてきたメールの内容をサーバーが自動分析し、内容に合わせた回答例などと合わせて配信することが可能だ。サポートセンターなど大量のメールが配信されてくる場合、その内容に合わせたメールの返信を速く行なえるようになる。NTT-ATでは「今までのサポートメール支援ソフトは日本語に対応しているものが無かったので、この日本語解析機能を搭載したことは大きい」としている。確かにデモ画面を見る限り、使い勝手が良さそうだ。現在、ソニー銀行、デルコンピューター、新光証券などが既に導入している。
●携帯端末用個人認証システム「Mobile SAFE」
これは、携帯端末用の認証システム。企業のイントラネットなどに、外出先などからモバイルで接続する際、セキュリティー不足になりがちな部分を、iアプリを利用した個人認証システムにより安全性を高めている。具体的にはiアプリを携帯にダウンロードし、初回だけ自社の認証サーバーに登録を行なえば、次回以降はIDとパスワードを入力するだけで、毎回異なった認証情報を自動作成し安全に通信を行なうというもの。現在日米で特許を出願中だ。
●「サイバーWebプラザ」
ショッピング・モールなどのサイト上で3D画像を表示することができるアプリケーション。サイト運営者は「プラグイン」として「サイバーWebプラザ」を用意し、ユーザー側は、それをブラウザーにインストールして使用する。Web上でインターネットモールを作成し、その中をユーザーが任意に移動することや、未完成マンションの完成想像図などを3Dで表示しユーザーに公表することが可能。現在、まだ導入事例はないとのことだ。
今回紹介できなかったが、医療関係や地方自治体向けアプリケーションなども、かなり多方面に渡って展示・紹介されている。同一企業のイベントとしては、充実した内容であった。
(2001/9/5)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]