【調査結果】

米国勢調査局、米国のインターネットとコンピューター利用に関する調査報告

■URL
http://www.census.gov/Press-Release/www/2001/cb01-147.html

 米商務省国勢調査局は6日、米国におけるインターネットやコンピューターの利用状況に関する調査報告を発表した。調査によると、2000年に米国では子供(6~17歳)の9割がコンピューターを使っており、8割が学校で、3分の2が家庭で使っている。また、2000年8月時点で米国家庭の51%に当たる5,400万世帯が、少なくとも1台以上のコンピューターを所有しており、1998年12月の42%に比べて9ポイント増加した。

 2000年には、コンピューター所有世帯の8割に当たる4,400万世帯で、家族のうち少なくとも1人がインターネットを使っていた。国勢調査局がインターネットの利用に関する調査を開始した1997年には、この数値は半数以下だった。

 国勢調査局のアナリストで同報告書の執筆者であるEric Newburger氏は「1984年以来、コンピューターの世帯普及率は4倍以上に増加した。いまやインターネットの利用はコンピューターの利用と同義語になりつつある」と分析。

 同報告によると、2000年には米国成人の3分の1が電子メールを利用しており、4分の1近くがインターネットを使ってビジネスや健康、行政サービスなどに関する情報を検索していた。また、5分の1近くがインターネットでニュースや天気予報、スポーツ情報などを調べており、8分の1が家庭でインターネットに接続して仕事をこなしていた。

(2001/9/10)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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