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■URL
http://www.isid.co.jp/news/aggre.html
http://www.hitachi.co.jp/
http://www.tech.softbank.co.jp/
http://www.teknowledge.com/
株式会社電通国際情報サービス(以下ISID)、株式会社日立製作所(以下日立)、ソフトバンク・テクノロジー・ホールディングス株式会社(以下STH)の3社は、アグリゲーションサービス事業化に関して合意し、3社の合弁により子会社「株式会社アカウント・ワン」を設立した。
新会社アカウント・ワンは、米Teknowledge社とアグリケーション用ソフト「Tekportal」の販売代理店契約を締結し、10月に開始する同社WebサイトでASP型によるアグリゲーションサービスの提供を開始する。最重要となるセキュリティーについては日立、ISIDがコンテンツの企画・製作、STHがeビジネスにおけるブランド力効果をそれぞれ提供する。
アグリゲーションサービスとは、日本では聞き慣れない言葉だが、米国ではCitiBank社や724 Solutions社など10数社が提供している情報集約サービス。個人が所有しているさまざまなIDやパスワードを登録することにより、IDやパスワードを必要とするコンテンツを同一画面上で表示することが可能になる。例えば、まず銀行のIDとパスワードと登録制オークションサイトのIDとパスワードを、アグリゲーションサイトに登録する。そうすることにより、同一画面上に銀行の口座情報とオークションサイトを表示することができ、口座残高を見ながらオークションに参加することなどができる。サービス範囲が広がれば、登録が必要なIDやパスワードなどを全て一元化でき、ユーザーは使い勝手が良くなる。
このアグリゲーションサービスは、情報をリアルタイムで表示することから、各銀行やクレジット会社、オークションサイトなどサービス提供者との提携が必要になるが、現在のところ、10月のサービス提供開始時に何社と提携するかは未定。10月のサービス開始から3年後に、売上規模5億円を目指す。
(2001/9/11)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]