【調査結果】

P2P技術が消費者市場から企業市場へと移行~米調査

■URL
http://www.aberdeen.com/

 米Aberdeen Groupは17日、P2P技術がMP3ファイルの交換といった消費者の“遊び道具”から、企業市場へと移行しつつあるとの調査報告を発表した。

 P2Pアーキテクチャは、インターネット上のアクティブノードとして、デスクトップPCやノートPC、携帯端末で利用されている技術。ユーザー同士で直接接続することで、さまざまなコンテンツへのアクセスやプロセッサ能力などの物理的資源の遠隔利用に用いられている。

 同調査結果の共著者であるTom Dwyer氏は「企業はまず、インターネットに関連する既存の技術投資を有効的に利用するために、P2Pネットワークに移行しつつある。しかし、長期的には、企業提携のマッピングといった困難なIT問題を解決できる柔軟なアーキテクチャとして、P2Pは普及するだろう」と予測している。

(2001/9/18)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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