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http://www.realnetworks.com/company/pressroom/pr/2001/ti_omap.html?src=noref,nosrc
米RealNetworksと米Texas Instruments(TI)は17日、RealNetworksの携帯電話用ストリーミング再生ソフトである「RealPlayer Mobile」をTIの携帯電話用プラットフォーム「OMAP」向けに最適化する計画を明らかにした。
TIのOMAPは2.5世代や第3世代携帯電話でほぼデファクトスタンダードになりつつあり、今年1月に両社はTIのOMAPプラットフォーム向けにRealAudioやRealVideoコーデックを統合することを発表していた。今回の発表は、OMAPシリーズの上位機種でありハイパフォーマンスでありながら消費電力の少ない「OMAP710」や「OMAP1510」プロセッサ向けにRealPlayer Mobileを最適化するというものだ。このことによって携帯電話上でストリーミング映像を再生するときに、映像や音の品質を下げることなく、必要な消費電力を抑えることができるという。
TIとRealNetworksは、それぞれのDSP技術やインターネットメディア技術を持って携帯電話だけでなく、PDAなどの携帯電話以外のモバイル機器にも適用する考えであることも明らかにした。
TIのOMAPプラットフォーム担当ゼネラルマネジャーのAlain Mutricy氏は「RealPlayer MobileをTIのOMAPプラットフォームに最適化することにより、携帯電話デバイス製造業者はオーディオやビデオ機能を次世代携帯電話デバイスに簡単に統合することができるようになる」とコメントしている。
(2001/9/18)
[Reported by taiga@scientist.com]