|
■URL
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2001-09/sunflash.20010918.2.html
http://www.sun.com/forte/ffj/buy.html
米Sun Microsystemsは18日、企業向けJava「Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)」用の統合開発環境の新版「Forte for Java 3.0]を発表した。企業向けJavaBeansなどのJ2EE技術を用いたアプリケーションの開発を容易に行うための開発環境。新版では、「Enterprise Edition」と「Community Edition」の2種類のバージョンを用意する。
Forte 3.0はiPlanetの「Application Server 6.0」に最適化されているほか、主要なJ2EEアプリケーションサーバーに対応する。また同製品は、Webサービスの開発・配信に向けたオープンアーキテクチャ「Sun ONE」の中核製品と位置づけられる。
Enterprise Editionでは、J2EEアプリケーションの開発や配信に加え、Forte for Javaの統合開発環境とiPlanetのApplication Serverとの統合を強化し、企業向けJavaアプリケーションやWebサービスの配信に対応した。新たに追加されたWebサービス向けモジュールにより、直感的なウィザードによるJava技術とXMLとの自動バインディング機能や、ランタイムアクセスやサービス実行に対応するJavaコードなどを提供する。同製品の価格は1,995ドルから。
Community Editionは、従来の「Internet Edition」の後継版で、同製品の多くのモジュールや機能が組み込まれている。Internet Editionは同社サイトから無料でダウンロードできる。
なお、Sunは併せて、Forteの基盤となっている統合開発環境のプラットフォーム「NetBeans」用の7種類のモジュールをオープンソースにすることを明らかにした。これらのモジュールは、外部エディター組み込み機能、C/C++/Fortran対応機能、XML対応機能、CORBA対応機能、端末エミュレーション機能などとなっている。
◎関連記事
■米Sun、企業向けJavaの新版「J2EE 1.3ベータ2」を提供開始
(2001/9/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]