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■URL
http://www.documentum.co.jp/
日本ドキュメンタム株式会社は25日、Webコンテンツの作成から、更新、配信までを一元管理する製品群「Documentum 4i Web Content Management Edition 日本語版(4i WCM)」を9月29日に発売すると発表した。動作環境は、Windows 2000とSQL Server 2000、もしくはSoraris 8とOracle 8.1.7で、販売は20ユーザー用(約1,500万円)、50ユーザー用のパッケージ販売とユーザーのニーズに即した個別販売にも対応する。
「4i WCM」は、HTMLやXMLの知識が無くてもコンテンツの作成、承認などを行なうサイト管理製品「WebPublisher」、コンテンツのキャッシュ製品「WebCache」、FTPツール「ftpIntegrator」、コンテンツ配信製品「ContentCaster」、およびJ2EEに対応したWebアプリケーション開発ツール「Web Development Kit」の5製品で構成される。このうち、「WebPublisher」は、Webベースのクライアント製品で、XSLスタイルシートを用いて1つのコンテンツを、自社のWebサイトだけでなく、他社ポータルサイトへの配信や、携帯電話向けのページ作成が可能だ。
Robert Stevenson社長によると、Webコンテンツには、コンテンツが古かったり、不適切であったりという「確からしさ」の問題や、イントラネットとインターネットの同期が取れていない、Webの専門知識を有した専門チームがないといった問題があるという。そこで、専門知識をもたない従業員が、誰でも簡単に、さまざまなフォーマットのコンテンツを作成、アップロードできるシステムが重要だという。
日本ドキュメンタムは、XeroxのPARC研究所からスピンオフした米Documentumの日本法人。「4i WCM」は、米eBayやデルタ航空などに採用されているほか、日本では、精密製造業や証券、銀行、通信業界などに販売していく予定だ。
「WebPublisher」 |
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(2001/9/25)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]