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hi-hoの新トップページ(イメージ)
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hi-hoでは2002年3月末までにADSLユーザーが250万人に達すると予測し、接続サービスとコンテンツの双方で、ブロードバンドに特化していく姿勢を示している。接続ではイー・アクセスとフレッツ・ADSL、Bフレッツ、MIS(年末よりhi-hoでの実験サービス開始予定)に対応し、PCからモバイルまでをカバーできるブロードバンド環境を提供する。コンテンツでは、エイベックスやビクターエンタテインメントといったコンテンツホルダー各社、およびイーピー(旧ePFネット)や関西ケーブルネットワークといったプラットフォーム各社と提携・協力し、コンテンツの共同開発・相互活用(マルチプラットフォーム活用)を促進していく。
また企業向けのインターネットソリューション事業として、hi-hoの名称を表に出さないコ・ブランドISP事業やASPサービスにも力を入れる。この分野の例としては、毎日放送やJCBと共同で開発した小額課金システム「easy」や、「関西ブロードバンドサービスプロジェクト」として、Windows Media10万ストリーム、RealMedia1万ストリームの同時配信が可能な大規模ストリーミングサービスなどを提供する。さらにインターネット家電関連事業として、ノンPC機器や110度CSなどを活用するeプラットフォーム事業への取り組みや、IPv6の専用線接続試行サービスを年内に開始し、また来年度の個人向けIPv6常時接続サービスへの対応を表明した。ただ、IPv6が家電に対応できるのは来年度以降で、現実的なサービスとしてはIP電話サービスなどから対応するのではないかとしている。
ブロードバンド戦略モデル図
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hi-hoではこれらの展開により、2002年3月に会員数を現行の100万人から200万人へ、また2001年度は91億円の売上を目標としている。
(2001/9/25)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]