【サービス】

アジア市場向けの電子部品サイト「EEplace」、日本展開へ

■URL
http://www.eeplace.com/

WebProLimitedのCEO・Valdis Dunis氏(右)
 マイクロサミット株式会社は、アジア市場向けの電子部品情報サイト「EEplace」の日本総販売代理店となることを発表した

 「EEplace」は、香港のWebProLimited社が2001年1月に開始したサイトで、半導体・電子部品・各種ソフトなどの情報提供を主体とする。電子部品や技術開発などを行なう企業が、このサイトからエンジニアに対して動画セミナーや新製品情報の配信を行なうことで、販売促進活動を低コストで行なえる点がメリットとなる。

 台湾・香港・中国・韓国・インド・シンガポール・マレーシアなど、アジア地域の数十万人にのぼるエンジニアをターゲットとしており、英語・中国語・韓国語など複数の言語をサポートしている。動画やプレゼンテーション資料などを用いたオンラインの技術セミナーを多数開催し、リアルタイムのセミナーでは、企業の技術担当者にその場で質問することもできる。またエンジニア同士が情報交換できるフォーラム的な機能もある。中国・台湾・韓国・インドなどの半導体・電子部品企業約340社、18万件の情報を収録した製品データベースも提供している。

 「EEplace」はエンジニア向けには無料で提供し、製品情報を配信する企業側へ課金することで収入を得る形をとっている。すでにAMD、Hyundai、Texas Instrumentsといった企業がこのサービスを利用中という。今回、マイクロサミット社が販売総代理店となったことで、日本市場にも積極的なアプローチを図っていく。情報配信する日本企業の参加を募るほか、2002年中盤には日本語でのサービスも開始し、国内のエンジニアが参加しやすい環境も提供する方向だ。

(2001/9/27)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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