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■URL
http://www.saltforum.org/press.asp
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Oct01/10-15SALTpr.asp
米Cisco Systemsや米Intel、米Microsoftなどの6社は15日、音声対応のアプリケーションやサービスに向けたタグ仕様「Speech Application Language Tags(SALT)」の開発を目指す業界団体「SALT Forum」を設立したと発表した。PCや電話機、PDAなどから音声を使って情報やアプリケーション、Webサービスなどを利用可能にする、プラットフォームに依存しない仕様を開発する。
SALTは、HTMLやXHTML、XMLといった既存のマークアップ言語を拡張するもの。これを使って、さまざまな方法でアプリケーションを操作できるようにする。入力は音声のほか、キーボードやマウスなどにも対応し、出力は、合成音声やオーディオ、テキスト、ビデオ、画像などに対応する。
一方、開発者は、おなじみの言語や技術を使って、既存のHTMLやXHTML、XMLなどで作成したページに音声機能を組み込むことができる。また企業には、さまざまなメディアでWebベースのアプリケーションを提供できるという利点をもたらす。
同フォーラムは、2002年第1四半期にSALT仕様を公開し、2002年半ばに標準化団体に提出する予定。同団体の発足メンバーは、上記3社に加え、米Comverse、オランダのPhilipsおよび米SpeechWorksの合わせて6社。
(2001/10/16)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]