【新サービス】

毎日新聞など、投資家向け動画ニュース配信サービス「MiD LIVE」を開始

■URL
http://www.mainichi.co.jp/ (Mainichi INTERACTIVE)
(impress.tv)
http://www.dreamvisor.com/ (DreamVisor.com)
http://www.impress.co.jp/info/release/pages/20011022.htm

 株式会社毎日新聞社、株式会社インプレスコミュニケーションズ、およびドリームバイザー・ドット・コム株式会社は共同で、投資家向けに無料で動画ニュースを配信するサービス「MiD LIVE」を11月16日より開始する。視聴には、Windows Media Playerが必要。なお、11月1日よりテスト公開する。

 「MiD LIVE」では、月曜日~金曜日までの平日の8時45分~15時45分までの7時間にわたり、5~10分程度の市場動向やアナリスト分析、毎日新聞ニュースなどを生放送する。例えば、証券会社による場中の情報配信や、11月1日に株式会社化される東京証券取引所から売買停止情報や値幅制限変更情報などが提供される予定だ。また、土日や祝日には、1週間の市場の動向をサマリーした30分~1時間程度の番組が24時間放送される。動画は、ブロードバンド向けに300kbpsと、ナローバンド向けに30~80kbpsの2種類が提供され、キャスターを採用した動画ニュースと、文字情報が流れるテロップタイプを組み合わせて配信する。なお、22日の発表会見会場で開始当初のイメージとして配られた番組表によると、1日7時間の放送時間のうち、キャスターがスタジオからライブで配信する動画ニュースが計75分程度しか予定されていないが、今後、拡大していく方針だ。

 ドリームバイザー・ドット・コムの川崎潮社長は、「アナリスト分析などの市場に即した声と、ニュースなどのプレス経由の情報が同じチャンネルで閲覧できるのは画期的だ」とコメントしている。また、毎日新聞社総合メディア事業局長の渡辺良行氏は、「すでに日経新聞が機関投資家向けに情報提供を行なっているが、MiD LIVEでは、ブロードバンド環境を生かし、主婦などの個人投資家に向けて事業を展開する。今後、もっともチャーミングなサービスという評価が受けられるように努力したい」と語った。

 今後、各コンテンツプロバイダーやCATV、CS、BS、FOMA端末などでも配信を目指す。現在、第1弾としてNTT-MEが提供している「WAKWAK」との提携が予定されている。さらに2003年3月期までに、広告収入や二次配信などで2億円の売上を目指す。なお、想定視聴者は5万人とのこと。

(2001/10/22)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


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