【通信業界】

NTT東西、加入権が不要な「加入電話・ライト」を開始

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 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は14日、施設設置負担金(加入権)が不要な加入電話(アナログ回線)「加入電話・ライト(仮称)」を2002年2月を目処に提供を開始すると発表した。

 従来から、NTT東西の電話回線を利用する場合には、加入権料(72,000円)が必要であった。両社ではこれまで、加入権料が不要なISDNサービス「INSネット64・ライト」を1997年より設けていたが、今回ADSLの普及によりアナログ回線の利用が増大していることを背景に、アナログ回線についても加入権が不要なコースを新設する運びとなった。

 「加入電話・ライト」では従来からの基本料金のほかに加算額として月額640円が必要となり、住宅用の場合、1級局(収容局あたりのユーザー数によって異なる)は月額2,090円、2級局は月額2,240円、3級局は月額2,390円となる。そのほか、導入時に契約料800円と工事費2,000円がかかる。

 「加入電話・ライト」の開始によって特に恩恵を受けるユーザーとして、INSネット64・ライト利用者が挙げられる。電話番号の変更や加入負担金を支払うことなくADSLサービスに移行できるようになるためだ。

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(2001/11/14)

[Reported by adachi@impress.co.jp]


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