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■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2001NEWS/0012/1203.html
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)とアッカ・ネットワークスは共同で、個人やSOHO向けのIPv6によるブロードバンドアクセスサービスを提供する。アッカのADSL回線で、IPv6とIPv4の両プロトコルを利用できるデュアルサービスを2002年の第1四半期をめどに開始する。
IPv6アドレスが利用できるだけでなく、プラグアンドプレイやセキュリティ、QoSなどの機能も用意する。プラグアンドプレイについては、NTTコムがNECと共同で検討してきたもので、ルーターやネット家電機器の設定をネットワーク側から自動的に行なう。簡単にIPv6/IPv4デュアル環境による常時接続が行なえることから、個人やSOHO向けに最適だとしている。
なお、NTTコムでは、SOHOより規模の大きい企業向けのIPv6接続サービスとしては現在、トンネリング接続によりIPv4ネットワーク上でIPv6パケットをやりとりする「OCN IPv6トンネル接続サービス」を提供している。また、データセンターやISPについてはネイティブなIPv6通信を提供する「IPv6ゲートウェイサービス」がある。
NTTコムでは今後、2003年度に企業向けのデュアルサービスを、さらに2004年度以降にデータセンター/ISP市場に向けてもデュアルサービスを開始。個人からISPまですべての市場に向けてデュアルサービスを用意した後、将来的にIPv6のネイティブ接続サービスに移行させる考えだ。
(2001/12/3)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]