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■URL
http://www.usa.visa.com/personal/about_visa/newsroom/press_releases/nr104.html
信販大手の米Visa U.S.A.は3日、インターネット上でのクレジットカードやデビッドカード利用の安全性を高める新サービス「Verified by Visa」を発表した。同サービスでは、オンライン決済手続きにパスワードを用いることで、加盟するカード発行銀行がカード保有者を認証できるようにする。このようにパスワードで保護することによって、インターネット上でのカードの不正利用の可能性を減らすことができる。
このサービスは、Visaのサイトを通じて、カード発行銀行にパスワードを登録するだけで利用でき、特別なソフトウェアは必要ない。パスワード作成後、加盟するオンライン小売り店で買い物をする際に「buy」ボタンをクリックすると、パスワードの入力を要求され、入力するとカード発行銀行がカード保有者を認証することで、安全に決済できる。この処理はわずか数秒で済み、実店舗で受領証にサインをするのと同じくらい簡単だとアピールしている。
サービス開始当初、多数の大手銀行やオンライン小売り店が加盟する予定で、今後数カ月以内に加盟企業はさらに増加する見込みだ。
(2001/12/4)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]