【事業計画】

不況のあおりを受ける~2002年に復活予定

デジタルエンターテイメント調査の米Webnoizeが一時業務停止へ

■URL
http://www.webnoize.com/item.rs?ID=14879

 デジタルエンターテイメント専門の調査会社米Webnoizeは3日、大規模なリストラを行ない業務を一時的に停止することを発表した。

 Webnoizeは1994年に設立された調査会社で、主に音楽や映画などのデジタルエンターテイメント分野で調査報告を発表したり会議を開催したりすることを業務としている。最近ではNapsterの利用動向に関する調査結果や、P2Pファイル交換ビジネスの利用者数の発表などで各メディアに取り上げることが多くなっており、信頼できる情報源のひとつとして認知されていた。

 今回の発表は、設立から8年目に入ろうとするところで行なわれたものだが、当面の間デジタルエンターテイメント業界のニュースや調査を行なう業務を中止し、リストラに専念するとしている。

 この発表に伴いWebnoizeの社長、Thomas Roli氏は「他の多くの人々に影響を与えた市場環境の変化に我々だけが影響を受けないということはない。しかしながら我々は2002年の早い時期に復活して、デジタルメディアに投資している人々のニーズを満たし続けるような新しい質の向上したイベント、製品やサービスを提供する予定だ」とコメントした。

(2001/12/4)

[Reported by taiga@scientist.com]


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