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■URL
http://docs.yahoo.co.jp/info/research/wua/200109/
アクセス方法の内訳を示すデータ。グラフの緑色がCATV、黄色がADSLのユーザ-だ
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今回の調査結果では、前回(第9回・2001年1~2月調査)に比べ女性が4.9%増加し、男性60.8%、女性39.2%となった。また前回より30代が5.1%増加して35.0%、職業では主婦が3.1%増えて11.5%と、30代主婦層が女性の増加につながったようだ。
インターネット環境では、劇的に変化したのは自宅からのアクセス方法だ。通常の電話回線が10%以上減少し、またISDNが5%近く減っている状況に比べ、CATVは前回の13.9%から16.1%へ、ADSLはなんと0.5%から15.7%と、劇的な増加を遂げている。光ファイバー接続も0%から0.4%と、微量ながらも存在している。これらのユーザーを合計し、ブロードバンドユーザーは全体の32.2%となった(前回14.4%)。これに伴って通信速度(自宅)も上がり、64Kbps以上でアクセスしているユーザーは全体の47.3%となった(前回は37.7%)。うち1.5Mbps以上は6.17%から22%と、飛躍的に増加している。この一方で、29.2%と3割近くが「回線速度不明」と回答している面もある。
ブロードバンドユーザーの増加は、インターネットの利用状況にも変化を与えている。1日3時間以上インターネットを利用するユーザーは前回の30.3%から42.5%と10%以上増加し、1日1時間以上利用するユーザーも全体の8割以上(86%、前回は77.1%)を占める結果となった。また、インターネットショッピングの経験があるユーザーが前回の57.9%から79.2%と、約8割に達している。
Yahoo!Japanでは、今後も半年に1回の割合でこうしたアンケートを展開し、マーケティングに活用する予定だ。
(2001/12/4)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]