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■URL
http://corporate.verisign.com/news/2001/pr_20011206a.html
米VeriSignは6日、デジタルブランド管理サービス「VeriSign Digital Brand Management Services」を発表した。同サービスは、ドメイン名を初めとするデジタルブランドの確立および管理を支援するものだ。
同サービスでは、ドメイン名の登録や回復、保護、ブランド使用に関する活動の監視、知的財産の保護や推進などのほか、消費者が企業の商品やサービスを迅速に見つけられるサービスを提供する。
これに関連して、VeriSignは米Cyvellianceや米RealNamesなどのデジタルブランド関連技術会社と提携し、デジタルブランド管理サービスを各社のサービスに統合することを明らかにした。さらに、VeriSignは提携会社が自社顧客に同サービスを提供できるプログラム「Digital Brand Partnership Program」を導入する。
同プログラムには、大手マーケティング会社の米Young & Rubicam、双方向マーケティング代理店の米SF Interactiveが最初の提携会社として参加する。VeriSignは併せて、ドメイン管理サービスの米1GlobalPlaceの買収、および米NameEngineを買収する意向を明らかにした。
米Gartnerによると、典型的な大企業は200~500種類の商品やサービスのブランドを所有しており、それらを登録、管理、保護するためにかなりの時間や費用を費やしているという。社内でこれらの業務を処理するためには、技術インフラを構築したり専門社員を雇用する必要がある。VeriSignの新サービスは、このような業務を外部委託するもので、企業が本業に集中できることに加え、迅速に投資収益をもたらすとアピールしている。
(2001/12/7)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]