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■URL
http://lite.icq.com/
米ICQは11日、ICQのクライアントソフトをインストールしなくてもブラウザーさえあれば利用できるインスタントメッセージサービス「ICQ Lite」を発表した。現在同社のサイトから利用できる。ICQ Liteは一週間ほど前から利用できる状態になっていたが、今回正式に公開されたものだ。
ICQはクライアントソフトのバージョン2001bからコンタクトリストの中身をユーザーのクライアントマシンではなくICQのサーバーの中に保存できるようになった。ICQ Liteではこの機能を利用し、ブラウザーが利用できるどのようなコンピュータからでもICQの同じインスタントメッセージ機能を利用できるようにしたものだ。ICQ Liteからはインスタントメッセージを送受信するだけでなく、コンタクトリストの状況を表示したり、携帯電話にショートメッセージを送信できる。
ICQ Liteはどこからでもアクセスできるようにするという「ICQ Anywhere」戦略に基づいたもので、他の人のマシンを利用してインスタントメッセージを利用したい旅先などで重宝しそうだ。
またICQは今日付でMacintosh OS X用の「ICQ 3.0X」を発表した。これはこれまで別々のバージョンとなっていたMacOS 8.6以降とMacOS Xに対応したバージョンの機能をそれぞれ統合したもので、Windows版のICQ 2001bに搭載されていたサーバーに保存できるコンタクトリストなどの機能を搭載したものだ。
(2001/12/12)
[Reported by taiga@scientist.com]