【サービス】

シャープとプーマテック、オンライン同期の「Sync-itサービス」を展開

■URL
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/011212-1.html (リリース)
http://www.spacetown.ne.jp/ (シャープスペースタウン)
http://www.pumatech.co.jp/sync-it/ (プーマテック Sync-it)

左からプーマテックの荒井真成社長、シャープの谷口実SST推進センター所長
 プーマテックジャパン株式会社(以下プーマテック)とシャープ株式会社は、ネットワーク上の情報と情報端末をシンクロナイズ(同期)する「Sync-itサービス」を共同で推進することを発表した。この第一弾として、シャープは「ホッとPIM」という新サービスを12月19日より開始する。

 「Sync-itサービス」はプーマテックの開発したインターネット情報とローカル端末の同期機能「Sync-it」をベースとしたサービス。インターネットを介して「Microsoft Outlook」などのPIMデータ(スケジュールやアドレス帳といった個人管理情報)をPDAなどの端末と同期させたり、「Sync-it」の対応サイトから、ボタン1つで各種情報を自分のPIMに取り込めるといった機能がある。

 今回開始する「ホッとPIM」は、「Sync-itサービス」にシャープが開発したWebベースのPIM機能“ネットPIMサービス”を加えたものだ。会社や自宅のPC内の「Outlook」のデータやシャープのPDA「ザウルス」のデータをインターネット経由で同期させ、PIMデータの一括管理ができるほか、iモードなどインターネット対応携帯電話からのPIMデータの確認・登録が可能となる。また予定の時刻になると自動的にスケジュールをメールで知らせる“メール通知機能”、複数人でグループを作ってスケジュールや情報を共有する“グループ機能”などがある。「ホッとPIM」はシャープの情報サイト「シャープスペースタウン」上で提供され、1ヶ月500円の有料会員制となる。2002年2月末までは公開モニタ-期間として無料で提供する予定だ。

「ホッとPIM」で同期中の様子
 プーマテックとシャープの2社は共同で「Sync-itサービス」の対応サイト・企業の拡大を図り、1年後にはチケット販売やレストラン予約、スポーツ情報など約12のジャンル、数百サイト規模への拡大を目指す。「ホッとPIM」については、シャープは1年後で約10万人の会員獲得を目標としている。また「Sync-itサービス」は2002年春頃を目処に、Java対応携帯電話やPalm、PocketPCなどの情報端末にも対応する予定だ。

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(2001/12/12)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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