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■URL
http://www.softbank.co.jp/
http://bbpromo.yahoo.co.jp/
ソフトバンク・グループ、「Yahoo!BB」を提供するビー・ビー・テクノロジー株式会社、ヤフー株式会社の3社は、Yahoo!BBのインフラを利用したIP電話サービス「BB Phone」の試験サービスを12月末から開始すると発表した。サービスは、まずYahoo!BBの既存ユーザーから段階的にモニターを募集し試験的に提供、サービス品質や技術的特性などの調査を経た後、2002年春を目処に個人向け商用サービスを開始する予定だ。利用するには基本的にYahoo!BBのユーザーである必要がある。
商用サービス時の料金は、初期登録費用が3,980円、月額基本料金が390円で、日本国内は一律3分7.5円、米国向け通話も3分7.5円となっている。またBB Phoneユーザー間の通話は無料となっている。国際電話の場合は、米国のほか英国、オーストリア、韓国、中国など231カ国への通話も低料金で提供されるという(料金詳細未定)。通話の品質は、Yahoo!BBが全国に敷設したギガビットネットワークを利用し、音声データを優先させる「Managed QoS」により高品質を提供できるとしている。
なお、BB Phoneの利用には、専用の追加ターミナルアダプタ(TA)が必要で、月額140円にてレンタル提供される。電話機自体は現在ユーザーが使っているものをそのまま利用できる。そのほか利用方法は、電話番号、ダイヤル方法等通常の電話機と同様で、パソコンを介さずにPhone to Phoneで利用できる。なお、110・119などの緊急電話用3桁特番、携帯電話・PHSへの通話はサービス提供外となり、契約電話会社の通話料がかかる。
19日、都内で開催された記者発表会には、ソフトバンクグループの孫正義代表が出席した。孫氏は「VoIPという言葉も使いたくないというほど、これまでのインターネット電話と違う」とアピール。すでにYahoo!BBのネットワークが全国1,143局のNTT局舎間で接続していることをあげ「他社が同サービスをやろうとすると無理が出るであろう」と語った。
実際に通話デモを行なう孫氏
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質疑応答にはヤフー井上社長も登場
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孫氏は、Yahoo!BBユーザーのうち大半がBB Phoneを利用するだろうと予想している。サポート体制の不備など不満が語られることも多いYahoo!BBユーザーに対し、どれだけ新サービスがアピールできるかは現在のところ見えないが、少なくとも“商用サービス”として提供する以上、万全な体制で望む必要がありそうだ。なお、孫氏は「学習したので、事務手続きで失敗のないようにする」と語っていた。
会場には電話機とTAがデモ用に100台近く設置された
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TAの裏側
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(2001/12/18)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]