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■URL
http://www.kddi.com/release/2001/1219-2/index2.html
http://www.kddi.com/service/business/web_k/index.html
株式会社KDDIは、Webページの改ざんを24時間365日リモート監視する「Web改ざん監視サービス」の商用開始に向け、さまざまな検証を目的としたトライアルモニターの募集を行なう事を発表した。
改ざん監視サービスの対象となるのは、Webページを常時接続型の自社Webサーバーで公開している日本国内の企業・学校・団体となる。従って、ホスティングサービスを利用してサーバーを構築している場合は除かれる。トライアル期間は2001年12月19日から2002年4月30日まで。募集モニター数は100サイトとなっている。トライアル中は無料でサービスの提供を受ける事ができるが、アンケート調査等を提出する必要がある。
具体的な「Web改ざん監視サービス」の内容は、「Webページ改ざん(変更)履歴」、「Webページへのアクセス不可履歴」、「Webページダウンロード時間履歴」の3つとなる。「Webページ改ざん(変更)履歴」は、対象のWebページが更新(変更)された場合、その都度管理者へメールで通知するというもの。従って、数時間に一回など頻繁にWebを更新する場合は、数時間に一度報告メールを受信することになる。「Webページへのアクセス不可履歴」は、KDDIのシステムが対象Webページを監視し、閲覧不可になった場合は、管理者へメールで通知する。「Webページダウンロード時間履歴」は、対象Webページをダウンロードした際の所要時間を測定することによって、トラフィックを監視する事が目的となる。
KDDIでは、「現在『Web改ざん監視サービス』を正式開始するかは未定だ。このモニターの状況によって判断したい。だが、Web改ざん対策への必要性とニーズは急速に広がっており、需要はあるはずだ」としている。
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(2001/12/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]