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■URL
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/20dec01a.htm
http://www-124.ibm.com/developerworks/oss/uddi4j/pressrelease.htm
http://www-124.ibm.com/developerworks/oss/uddi4j/
米HP、米IBM、独SAPは20日、Webサービスにおいて不可欠なUDDIレジストリ用のJavaAPI「UDDI4J」をサポートすることを発表した。
UDDIは、インターネット上に散在するさまざまなWebサービスを相互に結びつけてアプリケーションとして動作させるために用いられる技術で、Webサービスを実現するための重要な部品である。UDDI4J、はこのUDDIに対してJavaを使ってWebサービスを発見したりつなぎ合わせたりするための共通のAPIを提供するもので、オープンソースクラスライブラリーの形で提供されている。
今回このUDDI4Jをサポートする3社は、いずれもUDDIに関して初期の段階からさまざまに貢献してきた。IBMは、2001年1月に最初のUDDI4Jをオープンソースとして公開しており、HPはIBMがオープンソースにしたUDDI4JをUDDIバージョン2仕様を満たすように改良する役割を果たした。また、SAPはUDDI4Jが企業によって利用されるようにビジネス向けのAPIを確立するのに貢献した。
今回の合意についてHPミドルウェア部門担当CTOであるJack Walicki氏は「UDDIレジストリのための共通JavaAPIに関する業界の合意は、サービス指向のコンピューティングが成功するために必要不可欠だ」とコメントした。
(2001/12/21)
[Reported by taiga@scientist.com]