【業界動向】

DVDプレーヤーをCESで実演

Panasonicが米MicrosoftのWindows Media Technologiesをサポート

■URL
http://www.microsoft.com/presspass/Press/2002/Jan02/01-07PanasonicPR.asp
http://www.panasonic.com/consumer_electronics/ces/prod_highlights.htm

 現在米国ラスベガスで開催されている家電関連の展示会「2002 International CES」において、松下電器「Panasonic」ブランドの家電製品が米MicrosoftのWindows Media Technologiesをサポートすることが発表された。

 展示会ではWindows Media AudioをサポートしているPanasonicの新型DVDプレーヤー、「DVD-RV32」が出品された。このDVDプレーヤではPanasonicのDVDレコーダーで録音されたDVD-Rディスクを再生できるほか、自分で作成したCD-RやCD-RWディスクを再生し、いずれの場合もWindows Media AudioやMP3フォーマットのファイルを再生できる。Panasonicによると、これはWindows Media AudioをサポートしているDVDプレーヤーとしては世界で初めての公開実演だという。この機種は2月ごろ米国で発売される。

 さらにPanasonicでは、同社のSDオーディオプレーヤー「SV-SD80」でもWindows Media Audioをサポートし、今後さまざまなDVDプレーヤーやCDプレーヤーで音楽、動画にまたがるWindows Media Technologiesをサポートする計画だ。

 現在すでに多くの家電メーカーがWindows Media Technologiesのサポートを表明しているが、家電業界大手のPanasonicがWindows Media Technologiesをサポートし、多くの実用的な製品に搭載してくることは市場に大きな影響を及ぼすだろう。

(2002/1/8)

[Reported by taiga@scientist.com]


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