【業界動向】

NTTコム、アジア初の「UDDI」ノードオペレーターとして承認

■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE_E/news02/0001/0115.html
http://www.uddi.org/

 企業間電子商取引向けディレクトリの業界団体、UDDIプロジェクトは15日、アジア初の企業向けレジストリ「UDDI Business Registry」のノードオペレーターとして、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)を承認したと発表した。UDDIプロジェクトは2000年9月に設立され、NTT Comを含む300社以上が参加してる。

 UDDIは企業間電子商取引に使われる、企業名や製品名、Webサービスといった企業情報をデータベースに登録し、オンラインで検索可能にするもの。XMLやSOAPとならび、Webサービスを実現するための中核技術だ。

 ノードオペレーターは、UDDI Business Registryへのアクセスを提供する企業で、定期的に他のオペレーターが登録したデータの更新を行なう。NTTコムのほか、米Microsoft、米IBM、米Hewlett Packardおよび独SAPがノードオペレーターになっている。

 uddi.orgのゼネラルプログラムマネージャーを務めるChris Kurt氏は「UDDIにより、あらゆる規模の企業がWebサービスを登録できるとともに、他の企業が登録したビジネスを検索可能になる。NTTコムはアジア太平洋地域で初めてのUDDIオペレーターとなることで、顧客がWebサービスを利用するための準備を整えつつある」とコメントした。

(2002/1/18)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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