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http://www.iredge.com/iredge/iredge.asp?c=002239&f=2033&fn=Q4_Release__832.htm
米Amazon.comは22日、2001年10-12月期の決算を発表した。売上高は11億2,000万ドルと前年同期の9億7,200万ドルから15%増。一時的な費用を除いたプロフォーマベースの営業利益は5,900万ドルで、前年同期の営業損失6,000万ドルから黒字転換し、かねてからの目標を達成した。さらに一般会計基準(GAAP)に基づく純利益も500万ドルで、前年同期の純損失5億4,500万ドルから黒字転換し、創業以来初めて黒字化を果たした。
好調の要因は、英国やドイツ、フランス、日本といった海外サイトでの売上が81%伸びたこと。また、米国での総売上高のうち、海外顧客への販売が29%を占めている。
2001年通期では、売上高は前年比13%増の31億2,000万ドル、プロフォーマベースの営業損失は4,500万ドルで、前年に比べて赤字が2億7,000万ドル縮小した。
2002年第1四半期の見通しについては、景気や消費者動向の変動、季節的要因などにより、売上高は7億7,500万~8億2,500万ドルと、前年同期から11~18%増となるものの、プロフォーマベースの営業損失が0~1,600万ドルと、再び赤字になると見込んでいる。
(2002/1/23)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]