【ブロードバンド】

DTI他、コンテンツから決済までまとめた配信サービス「DREAM-CDN」

■URL
http://www.dream-cdn.info/
http://www.dti.ad.jp/company/release/dcdn.html (リリース)

 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(以下DTI)は、フレパーネットワークス株式会社(以下フレパー)、トリブネットジャパン株式会社(以下トリブネット)と共同で、4月1日よりブロードバンドコンテンツ配信サービス「DREAM-CDN」を開始する。配信インフラからコンテンツ、課金決済までをパッケージ化し、ISPやコンテンツホルダーの利用拡大を図る。

 これはDTIが全国に展開する高速バックボーンやキャッシュサーバー網といったネットワークインフラと、フレパーが持つ約4,000本のブロードバンド放送局「どれみる.TV」(現在配信中の「FREPAR.TV」を2月14日にリニューアル予定)、およびトリブネットが提供する課金システム「Wisp」をパッケージにして提供するサービスとなる。「DREAM-CDN」を利用することで、ISPはインフラ増強やコンテンツ調達といったコストをかけずにブロードバンドコンテンツ提供が可能になる。またコンテンツホルダーにとっては、コンテンツを「どれみる.tv」のチャンネルの1つとして配信することで、有料配信がスムーズにできるといったメリットがあるという。

 「DREAM-CDN」をISPなどが利用する場合、導入費用は無料で、有料コンテンツの売上げをISPらとDTI・フレバー・トリブネットで分配する形を取る。コンテンツは種類によって30秒につき5~50ポイント(1ポイント1円換算)で、事前にプリペイドでポイントを購入して視聴するシステムとなる。

 なお「DREAM-CDN」の開始に先駆け、DTIが運営するブロードバンドサイト「DREAM SCREEN」で2月4日より「FREPAR.TV」のコンテンツを提供開始、2002年4月より「Wisp」での課金を開始する予定だ。

(2002/1/28)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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