【業界動向】

米Google、「ポップアップ広告の表示について責任なし」と説明

■URL
http://www.google.com/help/nopopupads.html

 検索エンジンの米Googleは29日、「いかなる種類のポップアップ広告も同社サイトには掲載していない」との説明を掲載した。同社はユーザーがポップアップ広告を不快に感じると認識しているとしており、Googleでの検索中にポップアップ広告が時々表示されるという苦情について、可能性のある原因を説明している。

 まず、ユーザーがGoogleと似たアドレスにアクセスした可能性が考えられる。ドメインの不法占拠者が、タイプミスしたユーザーを惹きつけるため有名なURLに類似したドメインを登録する場合があり、入力するアドレスを確認するよう提言している。

 別の可能性として、ユーザーがネットサーフィン中に、ブラウザーウィンドウの背後に「ポップアンダー広告」が表示され、Googleにアクセスした時にそれに気づいた場合が考えられる。Googleはこのような手法を認めず許せないとしている。

 最後に、ユーザーが無料のプログラム、特にBearShareやAudioGalaxyなどの音楽共有プログラムをインストールしている場合、任意の時間間隔、あるいはWebページで入力した何かに基づいて、ポップアップ広告が「時限爆弾」のように表示される可能性がある。このような悪意のあるプログラムよってポップアップ広告が表示される場合、そのプログラムを削除するよう忠告している。

(2002/1/30)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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