【調査結果】

米国人の1億4,300万人がインターネットを利用~米商務省調査

■URL
http://osecnt13.osec.doc.gov/public.nsf/docs/Evans-Census-Online

 米商務省は5日、米国のインターネット利用動向に関する国勢調査の結果を発表した。調査によると、2001年9月時点で、米国人口の54%に当たる1億4,300万人がインターネットを利用しており、新規ユーザー数は毎月200万人以上増加しているという。

 子供やティーンエイジャーの間では、特にコンピューターやインターネット利用者の割合が高く、5~17歳の子供では90%に当たる4,740万人が学校や家庭でコンピューターを利用しており、インターネット利用者の割合は14~17歳では75%、10~13歳では65%となっている。

 商務省のDon Evans長官は「今日の子供は、明日の企業家または革新者だ。子供達の間でインターネットの利用が盛んだということは、我が国の経済に活気と成長をもたらすことを約束しているようなものだ」とコメント。

 米国家庭のインターネット普及率は過半数に達しているが、18歳未満の子供がいる家庭の普及率は62.2%と、子供がいない家庭の53.2%を大きく上回っている。特に、18歳未満の子供がいるシングルマザーの家庭では、最も急速にインターネット普及率が増加しており、5年前の15%から01年9月時点で3倍に増えている。

 Evans長官は「全ての親と教師に、新技術を気楽に利用するよう勧めたい。特に家庭でコンピューターに費やす時間を犠牲にしているシングルマザーに。これらの子供は、我が国の技術社会において、その先見の明で明るく輝くだろう」コメントした。

(2002/2/6)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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