【調査結果】

検索エンジンの利用が減少傾向に~米WebSideStory調査

■URL
http://www.websidestory.com/cgi-bin/wss.cgi?corporate&news&press_1_168

 米WebSideStoryは13日、世界のインターネットユーザーの大半が、検索エンジンやリンクを使うよりも、URLを直接入力したり、ブックマークを使ってWebサイトにアクセスしているとの調査報告を発表した。2月6日時点で、ユーザーの52%がURLを直接入力したり、ブックマークを使ってWebサイトにアクセスしており、1年前の46%に比べて増加しているという。

 インターネットの初期以来、検索エンジンとWebリンクは、ユーザーがサイトからサイトに移動するのに重要な役割を果たしてきた。これらの利用が減少しているという傾向は、国によって割合は異なるものの、米国内外で現れている。例えば、URLを直接入力したり、ブックマークを使ってサイトにアクセスしているユーザーの割合は、米国では前年の50%から58%に増加。ドイツでは54%から63%に、日本では60%から71%に増加している。

 WebSideStoryのGeoff Johnston副社長は「この傾向は、ブランドがWeb上で浸透していることを示している。ユーザーはますます、アクセスしたい場所を正確に知るようになるだろう」とコメントした。

(2002/2/14)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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