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■URL
http://www.bandai.co.jp/press/press_P00213.html
バンダイ、サンライズ、バンダイビジュアル、バンダイネットワークスの4社は4日、コンテンツ配信の新会社「株式会社バンダイチャンネル」を1日付けで設立したと発表した。「機動戦士ガンダム」シリーズなどのアニメ作品をブロードバンド事業者などに提供する。
サンライズで保有するオリジナルアニメ作品は180シリーズ以上、バンダイビジュアルでも370シリーズ以上の作品について映像著作権を保有しているという。サンライズ作品についてはすでに1,700時間分のデジタル化に着手しているが、バンダイビジュアルの作品については権利が複数会社との共同保有になるため、今のところどの作品を配信できるかは未定だ。
提供先は、光ファイバー、ADSL、CATVインターネット事業者のほか、インターネットカフェなど。パソコンや家庭用ゲーム機での視聴を想定しており、次世代携帯電話向けについては予定していない。配信サーバーはブロードバンド事業者のネットワーク内にあるものを利用するため、新会社はコンテンツ制作と配信に特化するとしている。
本格的な配信開始は夏から秋頃となる見込みで、料金は未定。各社はこれまでも、ウェブサイトを通じたコンテンツやサービスの提供は行なってきたが、既存の映像作品を配信するのは新会社が初めてとなる。
(2002/3/4)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]