【サービス】

NTT東日本、フレッツ利用者同士でファイル共有ができるサービスを開始

■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0203/020305.html

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、「フレッツ・シリーズ」利用者同士でプライベートグループを構築することにより、グループ内通信が可能となるサービス「フレッツ・グループアクセス」を発表した。3月12日より、東京都内(町田市及び稲城市の一部を除く)のフレッツ・シリーズ提供地域で開始され、順次全国へサービス地域を拡大する予定だ。

 今回のサービスは、「フレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL、Bフレッツ(以下、フレッツ・シリーズ)」契約者が利用することにより、同一グループ内の契約者同士でお互いの共有ファイルへのアクセスが可能になるというもの。インターネットを経由しない地域IP網内でグループを作成するため、比較的安価・簡易に利用が可能となる。

 ただし、地域IP網へ接続するため、同一都道府県内の契約者内でしか利用できない。例えば、都内在住のA氏と神奈川県在住のB氏では、地域IP網が異なる為、このサービスを利用することはできない。

 「フレッツ・グループアクセス」では、最大10契約者まで利用可能な「フレッツ・グループアクセス ライト」と、最大30契約者まで利用可能な「フレッツ・グループアクセス プロ」が用意されている。「フレッツ・グループアクセス ライト」では、IPアドレス、ID、パスワード等がNTTより提供されるため、簡単な設定だけで利用可能だ。「フレッツ・グループアクセス プロ」では、自らIPアドレスの設定やログの参照などを行なう事ができるので、中規模ネットワークの構築が可能となる。月額料金は、1契約毎に、ライトが700円、プロが4,500円となる。

サービスイメージ図

(2002/3/5)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp