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全研、独自アプリを使用したオンラインスクール「e-gakko」を開講

■URL
http://www.e-gakko.ne.jp/
http://www.e-gakko.ne.jp/cyber-e/

全研本社株式会社 横井 文一氏

「サイバーe」の操作画面。相手の顔もストリーミングで表示される

 全研本社株式会社は、同社が開発したアプリケーション「サイバーe」を使用したオンラインスクール「e-gakko」を4月1日より開講すると発表した。社会人向けに「パソコン初級講座」や「MOUS取得講座」などを実施する。

 「サイバーe」は、全研が開発したeラーニング用アプリケーションソフト。テレビ電話感覚で音声や画像を取り入れた授業を行なう事や、講師が生徒のデスクトップ画面にリモートで入ることが可能となる。これにより、遠隔地からでも、生徒のデスクトップ画面を実際に動かした授業などが可能になる。

 「e-gakko」は、この「サイバーe」のシステムを利用して、講師と生徒がPCのモニター画面を共有することで学習を行なう。また、レッスンの予約・キャンセル等もサイト上で行なうことが可能となっている。講座は、当初社会人向けに提供されるが、将来的には「英会話」などの語学学習も行なう予定だという。受講料金は、確定はしていないものの、入会金1万円、受講料は月額1万円程度を想定している。

 「e-gakko」では、講師と生徒が1対1で行なわれる「プライベートレッスン」と、講師1人に対して生徒が2~10人の「グループレッスン」に分けて行なわれる。実際の受講の際は、IEなどのブラウザーから「e-gakko」のサーバーにログインすると、自動的に「サイバーe」が立ち上がり、授業を受けることができる流れとなっている。

 また、「e-gakko」では、上記の社会人向け「MOUS取得講座」などに加え、「e-gakko」の講師を目指す人向けの授業「MOUSトレーナー養成総合講座」等も行なう。この講座を終了すると、「e-gakko」での講師資格が授与されるという。全研では、初年度の目標を会員数5,000人、売上7億円としている。

(2002/3/19)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]


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