【サービス】

毎日新聞、有料ニュースマガジン「毎日デイリーメール・インターネット」を休刊
~無料版へ統合

■URL
http://www.mainichi.co.jp/
http://www.mainichi.co.jp/digital/column/200203/29.html

 毎日新聞社は、同社が発行しているニュースメールマガジン「毎日デイリーメール・インターネット」を4月30日号をもって休刊すると発表した。

 毎日デイリーメールは、1996年7月に創刊された日本の新聞社初の電子メール新聞。同年12月には、他社に先駆けHTML版のメール配信も開始していた。また、有料メールマガジンとして、ISP経由で登録会員を募集しており、月額250~500円で情報提供を行なっていた。毎日新聞によると、現在の会員数は3~4万人だという。

 現在、登録を行なっている会員は、4月分購読料金までの引き落としとなる。今後の展開について、毎日新聞によると「休刊の理由としては、広告収入の低下などが一因として挙げられる。今後の展開は、基本的に無料版ニュースメールマガジン『Mainichi INTERACTIVE Mail』への統合というスタンスだ。無料版は、今後もサービス展開を行なっていく」とのこと。また、29日付けの毎日デイリーメールでは、「毎日デイリーメールに変わる新しい媒体を開発中」としている。

 なお、毎日デイリーメールの休刊について、毎日新聞のWeb「Mainichi INTERACTIVE」に掲載されたコラムでは、「今回の勃興期におけるネット・ジャーナリズムの毎日新聞の試みに、一応の区切りがついたという気もする」とコメントしている。

(2002/4/1)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

ほかの記事はこちらから

INTERNET Watch編集部internet-watch-info@impress.co.jp
Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.