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http://www.nai.com/naicommon/aboutnai/press/pr_template.asp?PR=/PressMedia/04012002.asp&Sel=1245
米Network Associates(NAI)のMcAfee Security部門は1日、企業ネットワークをウィルスによる攻撃や障害から未然に防ぐためのソフトウェア「McAfee ThreatScan」を発表した。
ThreatScanは、ウィルスに対する脆弱性を検査するツール。同社のウィルス対策管理システム「ePolicy Orchestrator」と連動し、管理者はセキュリティ専門家の手を借りなくても、企業ネットワーク上にある脆弱な機器を洗い出すことができる。
ePolicy Orchestratorと組み合わせることで、割り当てられたIPアドレス内の機器を検査したり、ネットワーク内のOSの種類、各OSやアプリケーションのサービスレベルを確認できる。ThreatScanは、「IIS」やポート、ftp、telnetなどのアプリケーションなどへの侵入に使われる既知の脆弱性をスキャンする。脆弱性が見つかった場合には、それに対処するための忠告や、脆弱性を取り除くための支援、セキュリティ方針に従っているかどうかの報告などを提供する。
NAIは即日、ThreatScanとePolicy Orchestratorの出荷を開始。ThreatScanは、Windows NT/2000のサーバー版、および「Internet Explorer 5」に対応する。
(2002/4/2)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]