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米調査会社Nielsen//NetRatingsは4日、2002年2月のインターネットオーディエンス調査と分析結果を発表し、その中でサーチエンジンのカテゴリーで「Yahoo!」、「MSN Search」、「Google」が上位を占めたことを明らかにした。Nielsen//NetRatingsでは、サーチエンジンだけでなく同時にアパレル、車、PC製造業者、旅行サイト、ショッピングモールに関する調査結果も報告している。
それによると米国の家庭と職場からのインターネットアクセスでどのサーチエンジンが最もオーディエンスを集めているかという調査結果で、Yahoo!、MSN Search、Googleが上位3位を占めた。ユニークオーディエンスでは、4位のAOL Searchも3位のGoogleとそれほど離されてはいない。5位のAsk Jeevesは、4位以上のサーチエンジンからユニークオーディエンスとアクティブリーチにおいて大きく引き離されている。
一方、サーチエンジンで一人当たりの滞在時間を見ると、Googleが26分半で圧倒的な1位となり、他の4社の10分前後を大きく引き離して、利用者の人気の根強さを示している。またユニークオーディエンスやアクティブリーチで上位に大きく引き離されたAsk Jeevesも滞在時間ではGoogleを除いた3社の中ではトップになっており、ユニークオーディエンスだけで測れない人気を表しているとも言える。なお、Ask Jeevesは、Googleのライバルと目されるサーチエンジン「Teoma」を買収している。
ショッピングモールの分野では、上位がAmazon、Yahoo!Shopping、eBayとなっておりユニークオーディエンスで4位以下を大きく引き離している。しかし一人当たりの滞在時間ではeBayが2時間5分強と、1位のAmazonの15分、2位Yahoo!の9分弱を圧倒的に引き離しており、利用者に著しく支持されていることが分かる。
(2002/4/8)
[Reported by taiga@scientist.com]