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SonicWALL日本オフィス代表 |
SonicWALLセキュリティーアプライアンス製品群 |
米SonicWALLは、独自のプロセッサー「CyberSentry」を搭載し、ファイアウォールとVPNの機能をあわせ持ったセキュリティーアプライアンス製品を発表した。価格は、14~735万円(初年度の保守料金込み)。
SonicWALLは、1991年に米国で設立されたセキュリティーアプライアンス製品に特化した企業。全世界で30万台のインストール実績を持ち、Cisco SystemsなどにもOEM提供を行なっている。日本では、株式会社住友金属ソリューションズなどの販売代理店を通じて製品の販売を行なっており、既にインストールベースで2万台を出荷しているという。日本市場のシェアは、全体の10~12%となっている。
今回日本市場での活動拡大に伴い、日本オフィス代表に後藤 聖治氏が就任し、年内に日本法人を設立する予定だという。今年の日本での売上は、20億円超を目指す。
今回発表された製品は、主に中小規模向けのセキュリティーアプライアンス製品。ファイアウォールとVPN機能をあわせ持っているのが特徴だ。日本で販売する製品は、必ずインターフェイスやマニュアルの日本語化をしてから販売し、インターフェイスの簡易化に努めているという。また、オプションとして「コンテンツフィルタリング」機能を用意しており、今後はアンチウィルスソフト機能の追加なども予定している。
また、今回の製品では、SonicWALLが独自開発したプロセッサー「CyberSentry」を搭載する。「CyberSentry」が、VPNのアクセラレーションに特化して処理を行なうことによって、従来と比較してスループットが向上したという。
後藤 聖治代表は、「現在、ネットワーク機器分野で急激に成長しているのは、ロードバランサー、ファイアウォール、VPN、の3つだ。その中でも特にVPN製品は、中小規模の企業でのニーズが高く、今後の市場成長に期待している」と語った。
(2002/4/10)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]