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http://www.microsoft.com/presspass/press/2002/Apr02/04-10AkamaiPR.asp
米Microsoftと米Akamai Technologiesは10日、Akamaiのコンテンツ配信技術「EdgeSuite」をMicrosoftの「.NET」プラットフォームに移植し、XMLWebサービスやWebアプリケーションの配信を効率化することで提携したことを発表した。
Akamaiが開発するのは「EdgeSuite for Microsoft.NET」で、これによりAkamaiのEdgeSuiteサービスが「Windows.NET Server」や「VisualStudio.NET」などのMicrosoft.NETテクノロジーと統合される。このサービスはすべての.NETデベロッパーが利用できるようになる見込みだ。
Akamaiはすでにこの技術を試験運用している。試験サービスの利用者であるMcAfee.comのCIO、Doug Cavit氏は「我々のWebサービスプロセスをエッヂネットワークに移すことにより、顧客はより信頼でき、スケーラブルで反応の良いアンチウィルスサービスを利用できるようになった。それに加えて、この提携サービスにより我々自身が複数のデータセンターを世界中に建設、管理、安全運用していく必要がなくなり、著しいコスト削減につながる」とコメントした。
またAkamaiのテクノロジー、ネットワークインフラ担当上級副社長Chris Schoettle氏は「EdgeSuite for Microsoft.NETは大企業の中のWebサービスによる顧客、パートナー、従業員の間の通信やトランザクションを著しく向上させるだろう」とコメントした。
(2002/4/11)
[Reported by taiga@scientist.com]