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MonChatの画面。モンスターは“デチ”
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「MonChat」は“モンスター”と呼ばれるキャラクターを用いた“エンターテインメントメッセンジャーソフト”。ユニークな外観のモンスターたちは、入力した言葉を「モンスターコトバ」に変換する特技を持ち、ユーザーの言葉を幼児語やヤンキー語などに変換し、時にはアクションをつけて表示する。また言葉に“照れ”“汗”などのステータスを付けて、モンスターのアクションで気持ちを伝えることも可能だ。モンスターは幼児語の“デチ”、ラップ語の“ブラザー”など6種類から選ぶことができる。
またモンスターに言葉や動作を教えたり、世話をしたりといった育成ゲーム的な機能を持つほか、モンスターを通じて参加できるオンラインイベントも予定している。チャット以外のときでも楽しめる要素が盛りこまれているのが特徴だ。
現在はWindows版のβ版を提供しており、Windows98/Me/NT4.0/2000/XPに対応している。5月からはβ版から正式版に移行する予定で、正式版ではすべての機能を利用できる有料サービスと、モンスターと機能を限定した無料サービスの、2つのコースで提供される予定だ。有料サービスの料金はSo-net接続会員の場合で150円、コンテンツ会員の場合300円となる。なおMacintosh版は現在開発中で、こちらも5月に提供開始する予定だ。
「MonChat」はJavaを使ったサーバー・クライアント型のソフトで、個々のユーザーのプロフィールや友人リスト、モンスターデータなどはサーバーに保管している。そのため、ユーザーが別のところにあるPCや、異なるプラットフォームのマシンからアクセスしても、「MonChat」がインストールされていれば、いつでも同じ内容で楽しめるようになっている。SCNではMonChatをネットワーク指向性アプリケーションとして位置付けており、将来的にはマルチプラットフォームへの移植や展開をはかり、“「MonChat」Anywhere”や“My「MonChat」”的なサービスを提供する予定だ。
(2002/4/12)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]