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http://www.shareholder.com/ebay/releases-earnings.cfm
オンラインオークション大手の米eBayは18日、2002年第1四半期の決算を発表した。売上高は2億4,510万ドルと過去最高を記録。前年同期の1億5,410万ドルと比べて59%の増収となった。純利益は4,760万ドルで、前年同期の2,110万ドルに比べて56%の増益となった。
同社は3月末、不採算部門のイーベイジャパンを閉鎖するなどの事業再編を行う一方で、広告収入の減少を補うために落札手数料を値上げするなどの収益拡大を図っている。これらが功を奏し、米Yahoo!が6四半期連続して赤字を計上するなど、多くのオンライン企業が苦戦を強いられる中で、好調な業績を維持できたようだ。
第1四半期の業績について、eBayのMeg Whitman社長兼CEOは「当社は経営集中とその実行能力によって、過去最高の売上と利益を達成できた。この結果は、当社の中核事業の勢いがこれまでよりも強くなっていることを示している」とコメント。
同社は併せて、今後の業績見通しを発表。同社は第2四半期の売上高を2億6,000万~2億6,500万ドル、プロフォーマベースの利益を1株当たり17セントと上方修正。2002年通期についても、売上高を11億ドル、プロフォーマベースの利益を1株当たり73~75セントと上方修正した。
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(2002/4/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]