■URL
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_020417.pdf
米Nielsen//NetRatingsは17日、2002年3月におけるトラフィック調査の結果を発表した。3月の特徴は、オンライン旅行サイトのユニークビジター数が5,120万人に達し、2月の4,590万人に比べて12%増加したことだ。
Webユーザーが、航空運賃の割引プロモーションや休暇用の旅行パッケージを利用するために旅行サイトを訪問したため、トラフィックが急増。旅行サイトにアクセスしたWebユーザーの割合は、2月の39%から3月には43%に上昇した。
3月には旅行サイトのトップ10のうち9サイトでトラフィックが2桁成長した。首位はExpediaで、ユニークビジター数は2月から18%増加して1,160万人に達した。2位のTravelocityはユニークビジター数が24%増の1,020万人、3位のOrbitz.comは14%増の660万人だった。
NetRatingsの上級アナリストを務めるNetRatings Thomas氏は「最近、航空会社が一部のオンライン旅行サイトに仲介手数料を支払うことをやめたため、航空運賃が値上がりしたにも関わらず、3月にはオンライン旅行サイトは堅調だった。春と夏の休暇計画や特別割引きにより、旅行サービスの利用者がWebに戻ってきたようだ」と分析している。
(2002/4/22)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]