撮影された季節は冬だったのだろうか? 上の例ではそうでもないが、場所によってはビルの影が長く伸びており、細部を確認しづらいエリアもあるようだ |
パイオニアは23日、同社の運営する地図情報サイト「ナビッピドットコム」において、有料の衛星画像表示サービス「skywalk」を開始した。従来のベクトルデータによる電子地図に加えて、人工衛星から撮影された俯瞰画像が並べて表示される。
表示される画像は、米Space Imaging社の画像衛星「IKONOS」によるもの。解像度は1メートルで、緑地の分布や街並みはもちろん、建物のかたちや自動車まで識別できるとしている。
ナビッピドットコムでは当初、東京23区、神奈川県横浜市/川崎市、千葉県浦安市、大阪市の約1,500平方キロメートルについて衛星画像を提供。順次エリアを拡大する予定だ。電子地図と連動して、320万分の1から1,562分の1まで12段階の縮尺を切り替えられる。
skywalkは、ナビッピドットコムの有料会員(月額200円から)向けのサービスとなっている。1ログインにつき200円かかるが、ログイン中は縮尺/場所を変えて何回でも表示可能だ。
(2002/4/23)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]